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ばなはー

Category : 養液栽培の道具



葉物用室内装置テスト開始。

すでに5月、室温も23℃位でさらに室内栽培ラックの中は25~27℃という温度。
生育適温~20℃のレタス類は諦めるべきなのだろうが…

ちゃっかりと用意は進んでいた。



発泡スチロールの台をビニール袋で包んだもの。
これが定植台のベース。

これに「保水シート」を巻いて従来の葉物用密植装置の栽培ベッドに設置してみる。
保水シートは先日のものと同じくマイクロファイバークロスと透水防根シートの組み合わせ。



スチロールのベースには「塩類集積」対策の傾斜をつけてあって少し手前側に傾いている。

ここに養液2Lを注入。
(従来は5L)

保水シートが湿るとマイクロファイバークロスの柄が浮き上がって…



クロスと透水防根シートをきっちりと密着させるのもコツ。
乾いたら柄が薄くなるだろうからわかりやすいかも。

そしてここにテスト定植してみるのは…



ようやく本葉が見えかけたほどのまだまだ小さな「晩抽レッドファイヤー」2株。
わかりにくいけど根はもちろんシートの上に。



「保水シート」の手前側にスキマを作っていて養液量がわかるようにしている。
でも「湛液部」というつもりでもないのでこの装置は「保水シート耕」とはいえないか。
一応「毛管水耕」ということにしておこう。

これで養液量の節約とエアレーション廃止をクリアできた。
しかし問題はラック内温度をどうするか?



ラックを包む反射シートを持ち上げて栽培パネル上を風が通せるようにし、
さらに窓側は障子を使って風の通り道を作って外気の通り道にしてみた。
障子で外光を遮る狙いもあり、
さらに植物育成灯は冬の間の1日10時間点灯から7時間点灯の短日条件へ。
完全な短日処理はムリだろうが、抽苔を遅らせるだけならこれくらいでどうかなと。

でもここまでやってもラック内温度は25℃。
一体管理人は何をやってるのだろうか…(笑)

後はレッドファイヤーに節間伸長しない様に願掛けでもやっておこうか?(苦笑)

2012年度の栽培装置。

栽培装置を考えて作ることも養液栽培の面白さで、「養液の沼」にハマるきっかけにもなる。(笑)

で、更に何度でも懲りずに改良をしてみたくなる。
でもやるからには今回の改良は…

・養液消費量を減らす。
・エアレーション電力を減らす。
・養液管理の手間を減らす。

の省コスト、手抜き化を目標にしてみた。

…と書くとかっこ良くも思えるが、単にケチ臭く、しかもラクしたいだけのこと。
そしてそのために選んだ仕組みが「保水シート耕」というわけ。


「保水シート耕」は「毛管水耕」の派生方式というように思っていたのだけれど、
どうやらちょいとニュアンスが違っているようで…

「保水シート」という「固形培地」を使った養液栽培だというイメージで研究されてるのだとか。
それでは「水耕栽培」ではないということ?

でも根先は栽培ベッド内の湛液部に水没するので「湛液水耕」の部分も併せ持っている。
保水シートを使う固形培地耕と湛液水耕の「ハイブリッド」的な養液栽培とでも考えたらいいかも。


ということでなるべく安上がりに改良をしてみたが…

まずはトマト用の「定植台」をざっと作ってみる。
段ボール箱にオモリ用レンガや使用済みの古土を詰め込んで栽培ベッド内に沈める台にする。



ところがこの重量の加減が大変だった。
容器は発泡スチロール、熱対策で底を浮かせるのであまり重すぎると強度的な不安があるし、
かといって軽過ぎると浮力に負けて栽培ベッド内にプカプカと浮かんでしまう…
この調整に情けないほど手間取った。
ましてや最終的な養液量がハッキリしてないのに、
浮かないようにギリギリの重さで、とか無計画過ぎ。

何度も重さを加減しなおして何とか出来た感じ。
お陰で二度と同じものは作れない貴重な定植台が出来た。(笑)

次は「保水シート」を作る。



ここは代用できるものがなかなか無い「透水防根シート」(東洋紡製)は素直に小口購入。
シート本体になる吸水素材は
「ポリエステル100%」のマイクロファイバーナントカとかいう100均モノで十分代用可。

マイクロファイバークロスを透水防根シートで包んで…



ビニール袋に入れたダンボール箱のおもりに巻いて定植台完成。



栽培ベッドの中がここまで狭くなって20Lの容器に7Lしか養液が入らなくなった。

マイクロファイバー素材が養液を吸い上げてくれるので数時間で定植台上面まで湿ってくる。
この上から根がシート上を這うことで、
酸素を効率的に吸収する「湿気中根」が発達するのでエアレーションは不要に。
ただそれだけだと水分吸収が不足するので根先は周囲の湛液部分に水没させて「水中根」に。
…というのが「保水シート耕」の原理。
これで「エアレーション電源不要」「養液節約」を実現出来る。
さらに湿気中根の発達で「耐暑性が上がる」という利点もあるそうだ。(ニヤニヤ)

ただしこれだけだとひとつ落とし穴がある。
それはまたそのうちに。


続けて他の装置用。



さらに「吸水スポンジ」を併用したものを…



2個作成。



これらはズッキーニと伏見甘長に。
養液量は20Lから10Lに削減。

さらに余った部材でテキトーに作ったのが…



保水シートというよりもっと原点回帰したような養液に浮かべるタイプ。
スチロールの板に同じくマイクロファイバー素材と透水防根シートを巻いている。



これは栽培ベッドに浮かべるだけで簡単だけれど、支柱が必要な物には向かない。
でもこれにもズッキーニを定植したりしている。
どうしようかな?(苦笑)

最後はゴーヤーとキュウリの大容量プランター。



スチロールでブリッジを作って保水シートを垂らすイメージで。



何だかだんだんメンドくさくなって手抜きしてるようにも見えなくも無いけど…(苦)



これはこれで従来の養液量をほぼ確保できる仕組みなので、固いこと言いっこなしという事で。(笑)
でもこれだけだとちょっと強度的に心配なので手を加えるかも。


というわけでそれほど大きな変更でもないにも関わらず手間取ってたのは、
単に管理人がドンクサイだけのことで。

でもこれでスゥーッとした!

この夏に計画停電があっても何らベランダの野菜たちには影響ないはずだ。
電気代と水道代をちょっとでも削減で少しでも安上がりな自家栽培を。

…また偽善者レベルを上げてしまいそうだ。(笑)

根菜の養液水耕テスト版。(本日2発目)

養液水耕のウィークポイントともいえる根菜も養液栽培技術の進歩で徐々にクリアされてきている。
「根っこ」を固形培地で支持しない水耕栽培では根を育てる仕組みに苦労するわけなのだけれど、
いろんな方々のブログを拝見していると感心させられるアイデアも色々見られるようになってきた。

エアリフトを使ったものとか、中には湛液装置でそのまま栽培してるツワモノの方まで…(驚)

で、我が家でも何らかの根菜用の養液水耕方式を試しておきたいと考えたのだけれど…

あんまり複雑なものはメンドクサイ。


ということでパッシブのシンプルなテスト装置を思いつきで製作。



100均の容器とプラコップと遮光用のアルミホイルだけ。
容器のフタには穴を開け、プラコップの縁が邪魔になるので落としてある。

組み立てると…



こんな感じに。
容器にコップ型のアルミホイルを入れ、その内側にプラコップが収まる。



後は従来通りに養液を入れてスポンジで苗を固定。

タダの湛液装置のようにも見えるけれど…
装置内の養液はかなり少なめになっている。
これでちゃんと根菜が育つかどうか。

内側にも1つ工夫が必要になるはずなのだけれど、
ここから先はまだ試行錯誤なので割愛ということで。

葉菜装置のストーン交換。

現在レタスを順調に育てている葉菜装置だが、浅い養液槽に改良したことで気になり始めたことは…



ストーンが養液面から出そうなくらいに高さ、
というか径が大きいので「ブクブク」の効果が小さく感じる。
泡が出たらすぐに液面。(笑)


養液水耕栽培でエアレーションをする理由は…

・植物は根からも酸素を吸収しているので酸欠にならないように。
・養液の澱みを減らすため。

というところ。

やはりここはストーンも装置に合ったものに変えるべきかと考えた。


…なので安いのを探して買ってきた。



長さ60cmのフレキシブルなタイプ。
これなら浅くてもいいし幅50cm程ある装置に向いている。

でもいくら長さがあっても、この手のストーンは綺麗にエアが均等に出ないというのがよくある話。
どんなものかな?



ものの見事に3箇所位からしか泡が出てない。(笑)
安いのもあるだろうけれど、こういうストーンは圧力をかけないとやはりダメでしょうな。

少しエアポンプとか下段の装置との分岐部分の調整でもう少し泡がバラけるようになった。
径が小さいので効果も少しは上がるはず。


さて、ついでに養液も調整。

EC 2.6まで上昇させてみた。
これでさらなる効果が出るかな?

葉菜密植装置2011年版。(本日1発目)

本日のメインイベントは葉菜密植装置の改良。
というかほぼ入れ替えになるわけなのだけれど…


まずは元の葉菜密植装置は…





こんな感じ。

問題となった箇所は…

・内部の温度が下がらずレタス栽培は不可能。
・装置の高さが高すぎてすぐに天井の育成灯に葉菜が届いてしまう。

といったところ。

やはり(リーフ)レタスを何とかここで栽培したい。



今回用意したのは次の品々。



「食品保存容器」?とか言う白いプラ容器とリケンラップと板1枚。
何とこの容器は…



プラグトレーがそのままピッタリと幅があって収まってしまう。(驚)
奥行きが少し違うのでここを板で塞ぐというだけのことなのだ。

これによって装置の高さは…



22.5cmから一気に9cmに低くできる。
養液の容量も30L(実質約25L)から一気に10L(実質5L)まで省コスト化となる。

装置が小さくなると作物のサイズも小さくなるのでは?と思われるかも知れないが、
前回装置内スペースが小さすぎて困ったのだから小振りな作物でも良いと考えたわけで。
どうせそんなに喰えないし。(笑)

で、リケンラップを容器の中に張る。



養液で汚れても中だけ張り替えたら良いようにと思ったのだけれど、
これは残念ながらアテが外れた。
リケンラップってこんなに薄かったかな?
後で養液を入れたときにすぐに破れてしまって、
結局装置内に直に養液をためたのと変わらない状態になってしまった。(悲)



さて、装置を実際にラック内に設置してみる。
やはり浅くなったので広くなった実感が。

そして中の温度を下げるための調整。



側面の反射シートを…



少し下げて熱を逃がしやすいように。

で、このまま育成灯をしばらく点けてみて装置内温度がどうなるか確認してみた。


温度はピッタリ20℃でストップ。
レタス類がギリギリ栽培可能かなという微妙なレベル。
少しでも気温が上がれば多分アウトだろうな。



とりあえずはこれが改良版の葉菜密植装置となる。
いい方向に結果が出てくれればいいのだけれど。

プロフィール

K_ichi

Author:K_ichi
「何とかバナナハートだけでも見たい」とマンションのベランダで島バナナを育て始めたことから、ついには養液の泥沼に陥る記録。
でもバナナは家庭菜園に入りますか?

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