「ばななはあと流」鉢植えバナナの土。(本日2発目)
バナナの栽培法の問い合わせが来るようになったのでぼちぼち紹介を。
今回は土の話。
まずは「絶対」という方法はないので
ひとつの手段として参考にして欲しいということをお断りしておく。
それと我が家のバナナ栽培の方針についてもご理解いただきたい。
直接関係ないかもしれないがこの方針もヒントになるかもしれないからで。
比較的冬も温暖な気候の大阪南部、マンションのベランダという環境で育てている。
温暖なこともあるので出来る限り環境をバナナに合わせず、
バナナが当地の環境に慣れていくように考えていること。
(余計な手をかけない)
で、少し矛盾しているようでもあるけど、
バナナに余計なストレスをなるべく与えないように注意すること。
この2点が大きなテーマ。
で、現在たどりついているバナナの鉢土は…
年間の半分を越冬のために室内で過ごすためにも「清潔な土」にする。
具体的には、有機物肥料などの元肥を「基本的に」入れないこと。
これでコバエ(キノコバエなど)の発生もかなり防げるし。
まあ、完熟の有機物を混ぜた良質の土を用意できる確信がないので
シンプルな構成にしただけのことなのだけれど。
鉢土の構成は…
まず鉢の底。

鉢底に「赤玉土」(大粒)を敷き詰める。
鉢底石だと土のリサイクル時に石を取り分けるのが大変なので土を使う。
マンションのベランダのコンクリート床は真夏に高温になるので根を保護するためにも重要。
次に土の主要な部分。
基本土(40%)+土壌改良用補助用土(50%)+酸度調整材(10%程度)
が基本で比率は多少変動させる。
基本土は「赤玉土」(中粒)。
購入する時は袋の中に異物が混入していないかよく確認した方がいいと思う。
土の中から「根っこの残骸」とか「ワラ」とか出てきたことがある。
次に土壌改良用補助用土。
赤玉土だけだと保水性に難がある。
我が家は現在は「バーク堆肥」を使用。
そのほかには「ピートモス」なども。
「腐葉土」は店で買わないほうが無難。
店で売ってるのを見てみると「腐葉土」になっていない「濡れ落ち葉」みたいなのが多い。
バーク堆肥も木屑の混ざった「木炭入り」や未完熟の「牛糞入り」など
困ったものが多いので入手のしやすさ、品質が安定していることを期待して、

アイリスオーヤマのペレット状のバーク堆肥を使用中。(4号島バナナ)
大型の鉢なのでペレット状だと水はけにも効果大。

中はこんな感じ。
で、酸度調整材は「くん炭」。
根腐れ防止も期待。
これらを混ぜて…

鉢に充填。
(4号には化成肥料を少し元肥として使用しているが入れないほうが良かった。)
で、バナナを植えつけ。

最後に最上面を「バーク堆肥」で覆ってみた。
ムシの発生を抑えられるかもと思ったので。
少なからず効果はあったのではないかと思う。
少し儀茎を傾けて植えつけているのだけど、これは天井高制限を考えてのこと。
…と、これが現在の我が家の島バナナの鉢土最新事情。
何かの参考になればと思う。
今後は酸度調整材を「くん炭」から、

「ミリオン」に変えてみようかなとかとも考えている。
土のリサイクルにもいいと、北海道でバナナ育ててる方にも勧められたし。
さて、次は肥料のことも…
それは次の機会にまた。
今回は土の話。
まずは「絶対」という方法はないので
ひとつの手段として参考にして欲しいということをお断りしておく。
それと我が家のバナナ栽培の方針についてもご理解いただきたい。
直接関係ないかもしれないがこの方針もヒントになるかもしれないからで。
比較的冬も温暖な気候の大阪南部、マンションのベランダという環境で育てている。
温暖なこともあるので出来る限り環境をバナナに合わせず、
バナナが当地の環境に慣れていくように考えていること。
(余計な手をかけない)
で、少し矛盾しているようでもあるけど、
バナナに余計なストレスをなるべく与えないように注意すること。
この2点が大きなテーマ。
で、現在たどりついているバナナの鉢土は…
年間の半分を越冬のために室内で過ごすためにも「清潔な土」にする。
具体的には、有機物肥料などの元肥を「基本的に」入れないこと。
これでコバエ(キノコバエなど)の発生もかなり防げるし。
まあ、完熟の有機物を混ぜた良質の土を用意できる確信がないので
シンプルな構成にしただけのことなのだけれど。
鉢土の構成は…
まず鉢の底。

鉢底に「赤玉土」(大粒)を敷き詰める。
鉢底石だと土のリサイクル時に石を取り分けるのが大変なので土を使う。
マンションのベランダのコンクリート床は真夏に高温になるので根を保護するためにも重要。
次に土の主要な部分。
基本土(40%)+土壌改良用補助用土(50%)+酸度調整材(10%程度)
が基本で比率は多少変動させる。
基本土は「赤玉土」(中粒)。
購入する時は袋の中に異物が混入していないかよく確認した方がいいと思う。
土の中から「根っこの残骸」とか「ワラ」とか出てきたことがある。
次に土壌改良用補助用土。
赤玉土だけだと保水性に難がある。
我が家は現在は「バーク堆肥」を使用。
そのほかには「ピートモス」なども。
「腐葉土」は店で買わないほうが無難。
店で売ってるのを見てみると「腐葉土」になっていない「濡れ落ち葉」みたいなのが多い。
バーク堆肥も木屑の混ざった「木炭入り」や未完熟の「牛糞入り」など
困ったものが多いので入手のしやすさ、品質が安定していることを期待して、

アイリスオーヤマのペレット状のバーク堆肥を使用中。(4号島バナナ)
大型の鉢なのでペレット状だと水はけにも効果大。

中はこんな感じ。
で、酸度調整材は「くん炭」。
根腐れ防止も期待。
これらを混ぜて…

鉢に充填。
(4号には化成肥料を少し元肥として使用しているが入れないほうが良かった。)
で、バナナを植えつけ。

最後に最上面を「バーク堆肥」で覆ってみた。
ムシの発生を抑えられるかもと思ったので。
少なからず効果はあったのではないかと思う。
少し儀茎を傾けて植えつけているのだけど、これは天井高制限を考えてのこと。
…と、これが現在の我が家の島バナナの鉢土最新事情。
何かの参考になればと思う。
今後は酸度調整材を「くん炭」から、

「ミリオン」に変えてみようかなとかとも考えている。
土のリサイクルにもいいと、北海道でバナナ育ててる方にも勧められたし。
さて、次は肥料のことも…
それは次の機会にまた。
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「3号」の現状と展望。(本日1発目)
朝の日課は和室をまずのぞくこと。

今回も激しいですな。
ぶつかろうがどうなろうが伸びようとする葉は止まらない。
これを見ていると秋にハートが出そうな時に
栓を詰めたくらいで止められるのか技術的な疑問が。
最初はネタだったのに、結構まじめに考えてることだったりする。(笑)
でも低温期の生長が停止するまでどうにかして食い止められたら
成功しそうなので難しくない気がしている。

「3号」の後継予定の剣吸芽。
すでに約1mの大きさに。
この剣吸芽のある「3号」の鉢はどうなっているのか?

中央に「3号」。
左奥に剣吸芽。
で、左手前に第2の吸芽。
右に最近急成長の第3の吸芽。

第3の吸芽は第2の吸芽より大きくなり始めた。
ひょっとしたらコイツは剣吸芽かも知れない。
そんなにたくさん増えても我が家では養いきれん。
水吸芽ならツブすしかないかなぁ。

今回も激しいですな。
ぶつかろうがどうなろうが伸びようとする葉は止まらない。
これを見ていると秋にハートが出そうな時に
栓を詰めたくらいで止められるのか技術的な疑問が。
最初はネタだったのに、結構まじめに考えてることだったりする。(笑)
でも低温期の生長が停止するまでどうにかして食い止められたら
成功しそうなので難しくない気がしている。

「3号」の後継予定の剣吸芽。
すでに約1mの大きさに。
この剣吸芽のある「3号」の鉢はどうなっているのか?

中央に「3号」。
左奥に剣吸芽。
で、左手前に第2の吸芽。
右に最近急成長の第3の吸芽。

第3の吸芽は第2の吸芽より大きくなり始めた。
ひょっとしたらコイツは剣吸芽かも知れない。
そんなにたくさん増えても我が家では養いきれん。
水吸芽ならツブすしかないかなぁ。